オフシーズンの扇風機の収納・保管方法のポイントを知ろう

断捨離やシンプルな暮らしが支持されつつある昨今ですが、長期的に使うため処分がむずかしい家電は、保管が必須。特に季節家電は一時的に使うものだけに、収納にも苦労している方もいるのではないでしょうか。ここでは、夏家電の定番・扇風機に焦点をあて、収納アイデアをご紹介します。

汚れは落として、できるだけコンパクトに!収納方法

まず、収納する際のポイントをいくつか挙げてみましょう。

  • 分解できるものは分解してコンパクトにする
    ※分解する時は、必ずコンセントは抜き、取扱説明書をしっかり読んで分解すること。
  • カバーや羽にはホコリがついているので、しっかり拭き取って(水で洗えれば水洗いをする)きれいにしましょう
  • カバーをかけて収納
  • 分解できるものであれば、スペースを確保しやすい寝かせた状態で収納
  • リモコンがある場合は電池を取り出す
    万が一の液漏れは、故障の原因になってしまいます

最近では、収納に便利な折りたためる扇風機なども登場しているので、部屋の収納スペースが狭い場合などには、検討してみるのもいいでしょう。また、扇風機は洗濯物の乾燥にも活用できるので、夏場が過ぎても収納しないでおくというのも一つの方法です。ただし、出しっぱなしにする際には、ホコリの付着を予防するためにも、カバーをかけておくことをおすすめします。

保管について留意したいこと

収納前にしっかり汚れを落として乾燥させる

ホコリや汚れ、水分がついたまま長期保管すると、カビや悪臭の原因に。収納前にしっかりきれいにしましょう。収納時は、除湿剤や乾燥剤を入れておくのもいいでしょう。

袋やカバーをかぶせてホコリ予防

収納期間が長い分、ホコリなどがかぶらないように工夫をするのがおすすめです。扇風機については、専用カバーも販売されているので便利。しっかりしたダンボールに入れるのももちろんありですが、製品によっては余分な梱包材が入って無駄にスペースを作ってしまうダンボールもあるので、ものによって柔軟に対応するのがよいでしょう。

重いものはなるべく床に直置きや下の方へ置く

家電の出し入れ時に誤って落下してしまうと、故障やケガをする危険もあるので、家電の収納は、基本的に重いものは下に、軽いものは上に。扇風機は重さのあるものが多いので、高い所への収納は避けるようにしましょう。

電源コードは無理に収納しない

扇風機の電源コードは取り外せないものも多くあります。無理に折り曲げて収納しようとすると、破損したり、故障する恐れがあるので注意が必要です。

庭の物置などには保管しない

雨や埃は家電が故障する原因になりやすいので、庭の物置などには保管しないようにしましょう。また、温度変化が激しく、高温多湿な環境も故障の原因になりえるので、保管場所としては避けるようにしましょう。おすすめの収納場所は、押し入れやクローゼットです。

まとめ

昔の扇風機はシンプルな作りで壊れにくいものも多くありましたが、今は電子制御になっているものもあったり、機能が充実している扇風機。ハイテクになったからこそ、上手に収納していつでも心地よく使えるようにしておきましょう。

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